芸能活動休止を発表した人気グループ「KAT―TUN」の赤西仁(22)が13日夜、所属先のジャニーズ事務所(東京都港区)で記者会見に臨んだ。人気絶頂の中での休業について「迷いはない」とキッパリ。芸能界からの引退については「頭にない」としながらも、グループへの復帰や活動再開の時期については明言を避けた。
会見は事務所内のレッスン場で約20分。何度となく汗を流した場所だ。赤西は落ち着いた様子で、時折笑みも浮かべた。今回の決断について吹っ切れた表情で語り始めた。
一方で、何度も飛んだ「戻ってくるのか?」「復帰は?」との質問には「今は語学のことしか頭にない」「やりたいことをつかみ取ったら、それを見せたい」と述べるのみで、明確には答えなかった。
休業の理由とする海外留学を考え始めたのは17~18歳のころ。事務所側にはKAT―TUNがパーソナリティーを務めた日本テレビ「24時間テレビ」(今年8月26~27日)の前に気持ちを伝え、他のメンバーには番組終了後に打ち明けたという。話し合いの結果、「ジャニーズ事務所は“人として成長し、つかむものがあるのなら”と許してくれた」と強調した。
「6カ月」と発表された休業期間については「状況によって分からない」とし、それ以上になる可能性も示唆。留学先や出発の時期に関しても「言えない。ノーコメントで」。学ぶ内容も「英語かどうか分からない。見たことのないもの、聞いたことのないものを吸収してでかくなりたい」と詳細は明かさなかった。
一部で指摘されている女性問題からのグループ脱退や、交際相手の女性を伴っての留学説については「ないです」ときっぱりと否定した。
会見には途中からメンバーの中丸雄一(23)と田口淳之介(20)が参加。仲間2人が「(赤西は)辞めるんじゃないから」と強調したが、赤西が同意する場面はなし。会見自体も赤西本人が「自分で説明したい」と希望し、設定されたというが「結局、復帰するのかどうなのか?」との最後の問い掛けにも「それは、後々…」と含みをもたせたまま会場を後にした。
(スポーツニッポン) - 10月14日6時5分更新
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