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　ＫＡＴ－ＴＵＮの赤西仁（２２）が１０月から半年間、芸能活動を休止することが１２日、分かった。所属するジャニーズ事務所が発表した。「本人の強い希望」で海外に留学するためで、場合によっては留学期間延長もあるという。赤西は亀梨和也（２０）との“亀赤コンビ”でグループを引っ張ってきただけに、今後グループの方向性にも影響を及ぼしそう。当面の間、５人で活動していく。



　人気絶頂のグループに大異変が起きた。



　ジャニーズ事務所はこの日夜、ファックスで赤西の活動休止を発表した。それによると、赤西は以前から海外で留学したい希望を持っており、「若いうちに海外で勉強したいという本人の強い希望を尊重し、このたび半年間ではありますが、留学を認めることといたしました」と、留学がかねてからの意向であったことを強調。さらに「学業の進捗状況により、留学期間が延長されることもございますので、芸能活動の再開は、いまのところ未定とさせていただきます」と復帰の“無期延期”の可能性も示唆した。だが、グループの解散や赤西脱退について、事務所側は「そういうことはまったくない」とキッパリ否定した。



　関係者によると留学は、好きな英語に磨きをかけるためといい、今後渡航する。なお、渡航先は明かしていない。



　甘いルックスにスラリとした体型で人気の赤西は、コンサートで見せるセクシーな踊りも魅力的で、女子中高生からオバサマまで幅広く支持を得ている。一方で、このところ周囲に芸能活動に対する不安を漏らしていたり、仕事先での態度を指摘される声もあがっていただけに、自分を見つめ直す機会が「海外留学」につながったのかもしれない。



　当面の間、ＫＡＴ－ＴＵＮは亀梨、田口淳之介（２０）、田中聖（２０）、上田竜也（２３）、中丸雄一（２３）の５人で活動していく。その“第１弾”は、亀梨が主演する１４日スタートの日本テレビ系「たったひとつの恋」（土曜後９・０）の主題歌（タイトル未定、発売未定）。このほど行われたレコーディングも５人による参加で、ドラマでも５人で歌ったものがオンエアされる。同曲は小田和正（５９）が作詞作曲したミディアムバラードでレコード会社では、ＣＤ化の意向を持っているものの、まだ決まっておらず、ジャケット撮影などは行っていない。



　自らの意志で生き方を示した赤西。“自分探し”を終え、芸能界に戻ってきた際は、ひと回り成長した姿に期待したい。

（サンケイスポーツ） - 10月13日8時1分更新