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　人気グループＫＡＴ－ＴＵＮが日テレ系「２４時間テレビ２９　愛は地球を救う」（８月２６～２７日放送）のメーンパーソナリティーを務めることが１日、発表された。同局は「これまでにない『２４時間テレビ』にしたい」との理由で、史上初の３冠デビューを果たした６人を抜てき。Ｔシャツをデザインし、恒例のスペシャルドラマに主演。今年の番組テーマ「絆（きずな）」をもとにした番組企画に参加するなど、ＫＡＴ－ＴＵＮ一色になる。



　３月２２日発売のシングル、アルバム、ＤＶＤが初登場１位を記録。史上初の３冠デビューを飾ったＫＡＴ－ＴＵＮが、国民的番組のメーンパーソナリティーを務めることになった。



　同局では、今年で２９回目を迎える長寿番組に「新風を吹き込み、今までにない２４時間テレビにしたい」と６人を抜てき。「今、最も勢いがあり、その絶大な人気と影響力をお借りして、若い人たちがチャリティーに参加するきっかけになれば」と起用理由を説明した。ジャニー喜多川社長は「６人全員が成人し、今後は世の中に役立つことをしなければならない」と語る。



　革新的な試みの一つに、６人がデザインする“チャリＴシャツ”がある。１９７８年の第１回放送から登場した黄色Ｔシャツは、番組の象徴にもなっているが、同局は「黄色が変わることも含めて検討する」と話し、６人のアイデアを最優先する意向だ。



　昨年は、ジャニーズの先輩、ＳＭＡＰ草ナギ剛（３１）と香取慎吾（２９）がメーンパーソナリティーを担当。歴代１位の平均視聴率１９％を獲得した。香取はＴシャツもプロデュース。黄色を含む青、赤、白、黒と初めて５色を作製。胸にロゴが入ったオシャレなデザインが人気となり、過去最高の３６万枚を売り上げた。売上金は寄付されるため、今が旬のＫＡＴ－ＴＵＮのＴシャツが募金額に大きく貢献しそうだ。



　ほかに、実話をもとにした恒例の２時間ドラマに主演。また、亀梨和也（２０）のユニット「修二と彰」のヒット曲で、友情を歌った「青春アミーゴ」にちなみ、全国の「友情ストーリー」を採り上げる企画にも参加。２４時間“出ずっぱり”で番組テーマ「絆」を色濃く伝えていく。



　亀梨は「人として一回りも二回りも考えや心が大きく豊かになれれば。愛を持って参加したい」と気合十分。赤西仁（２１）も「小さいころから見ていたのでうれしい」と意気込んでいる。

（スポーツ報知） - 5月2日8時0分更新