人気グループ、TOKIOの長瀬智也(27)が7月スタートの日本テレビ系「マイボス・マイヒーロー(仮)」(土曜後9・0)に主演することが7日、分かった。同名タイトルの韓国映画を下敷きにした作品で、やくざの若親分が身分を隠して高校生になり成長していく学園青春コメディー。学園ものは約10年ぶりの出演となる長瀬は「制服を着こなし、バッチリ高校生活と危ない生活を楽しみたい」とやる気満々だ。



 人気シンガーソングライター、熱血刑事、噺家など様々なキャラクターを個性豊かに演じた長瀬が新たな“顔”に挑む。



 「マイボス-」は、学がないことが原因で父親である組の親分から「跡継ぎにはできない」といわれたやくざの若親分が主人公。卒業証書をとるために身分を隠して高校3年生に編入し、10歳年下のクラスメートとの高校生活を通じて恋や友情などを経験し成長していく姿を描く。



 作品の原作は韓国の人気俳優、チョン・ジュノ主演で2001年に公開された韓国映画「マイ・ボス マイ・ヒーロー」。映画では学歴社会、権力の腐敗など韓国社会の問題点も描かれたが、今回の“日本版”では主人公の成長にポイントを置いたコメディーとなるのが特徴だ。



 日本テレビの河野英裕プロデューサーは「夏という季節柄、カラッと明るい青春もので、長瀬さんの“兄貴”という面を出したかった。幼稚園児や小中高の学生にとって新しいヒーローになってもらいたかった」と企画意図を説明した。



 長瀬はこれまでも“多面性”の役柄は得意としてきた。平成13年のフジテレビ系「ムコ殿」で演じたのは、表の顔はクールでドライな人気スーパースター、裏の顔はダサくて人情味溢れる男、桜庭裕一郎。昨年の「タイガー&ドラゴン」では昼は噺家、夜はやくざの日々を送る虎児を好演し評判となった。それだけにこの夏、実はやくざの若親分という“高校生”をどう演じるか注目だ。



 学園モノ(連ドラ)の出演は、平成8年1月から3月まで放送のフジテレビ系「白線流し」以来で、「学校生活が恋しくなったいまだから、制服を着こなし、バッチリ高校生活と危ない生活を楽しみたい。約10年ぶりの学園モノなので、とても新鮮な気持ち」と6月中旬のクランクインを楽しみにしている。「今までにない学園ドラマを皆さんに楽しんでもらえるようにキャスト、スタッフ全員で楽しみながら作っていきたい。原作よりも素晴らしい作品に仕上げるのが僕たちの仕事だと思っています」と、“映画超え”を宣言した。

(サンケイスポーツ) - 5月8日8時2分更新














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