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　ＴＯＫＩＯの長瀬智也（２７）が７月期の土曜後９時枠の日テレ系ドラマで主演し、高校生を演じることが７日、分かった。同名の韓国映画をベースにした「マイ・ボス・マイ・ヒーロー（仮）」。社会を渡っていくために、高校３年生をやり直すことになった２８歳のヤクザの若親分を演じる。これまでなかったタイプの異色学園ドラマだけに話題になりそうだ。



　１１月に２８歳になる長瀬がドラマで高校生になる。２００１年に韓国で約３７０万人を動員する大ヒットし、今年１月には続編も公開された「マイ・ボス・マイ・ヒーロー」が原作。ヤクザの若親分がひょんなことから高校３年を学び直すことになるというストーリー。原作ではバイオレンス色が強いが、ドラマでは学園青春コメディーに仕立てるという。



　「野ブタ。をプロデュース」を制作した河野英裕プロデューサーは「土曜夜９時にふさわしく、カラッと明るい青春ものをやりたかった。学園ものは出し尽くした感じがあったので、切り口を変えてみたかった」と話す。



　企画と同時にキャスティングを進め、幼稚園児から高校生まで広く支持を集められる長瀬に主演をオファー。フジテレビ系「白線流し」（９６年）以来、１０年ぶりに高校生を演じる長瀬は「学校生活が恋しくなった今だから、制服を着こなしバッチリ高校生活と危ない生活を楽しみたいです。１０年ぶりの学園モノなのでとても新鮮な気持ちです」とノリノリだ。



　ドラマでは、ヤクザの世界で生きてきた若親分が、組長の父親から「学がないから跡を継がせられない」と言われたことから、卒業証書を手に入れるために高校に編入したことからストーリーがスタート。ヤクザ社会では優等生だった男が突如、劣等生に。真逆の世界で戸惑いながらも、成長していく姿を描いていく。主人公は初めての本当の恋、熱い友情、いじめ、裏切りにどのように対処していくか？



　「今までにない学園ドラマを皆さんに楽しんでもらえるように僕たちキャスト、スタッフ全員で楽しみながら作っていきたい。原作よりも素晴らしい作品に仕上げるのが僕たちの仕事」と長瀬。共演者は６月中旬のクランクインを目指してキャスティングする。

（スポーツ報知） - 5月8日8時1分更新