「普通の若者ですから」。テレビ局のスタッフが口をそろえて言っていたことが、本人を目の前にして、「なるほど」と思えた。わからない質問には、「わからない」と、素っ気なく答える。決して、迎合したり、愛想を振りまいたりはしない。それだけに、たまに見せるはにかんだ笑顔は、少年の面影を感じさせ、ほっとさせられる。

 留学による活動休止から復帰後、最初のドラマが初の主演作となる。他の出演者とどうコミュニケーションを図るかと尋ねると、「ああ、どうしよう。自分からは話しかけにくいし」。クールな受け答えから一転、戸惑いを見せる。

 一昨年の「anego」では、自分では経験のない会社員の役作りに苦労した。だが、今回は自然体で臨むという。「有閑倶楽部のほかの5人のキャラクターが濃いので、逆に自然にやろうと考えている。集団の中で一番、普通っぽい役を演じるわけだから」。やはり個性派ぞろいの6人のグループKAT―TUNの中でも「自分が一番普通」と感じている。

 「普通の若者」の等身大の姿を、学園コメディーの画面にぶつけていく。

文・清岡央

Q 少年時代の夢は?

A サッカー選手。小学校から中学2年の半ばまでサッカーをやっていました。当時、ヴェルディ川崎が好きで、ビスマルク選手のファンでした。

Q ドラマの仕事は好きですか?

A 普段着ることがない衣装を着られるのが楽しいです。

Q 仕事で疲れたときの対処法は?

A 寝ます。長いときは12時間くらい。

Q オフの日は何をして過ごしていますか?

A 友達と会ったり、家にいたり。家では映画を見ることが多いです。洋画ばかり見ています。

Q KAT―TUNのメンバーでは、だれと仲がいいですか。

A みんな同じくらいです。プライベートで遊ぶことはありませんが、みんな仲は悪くないです。

有閑倶楽部(日本テレビ系 16日から 火曜後10.00)
 富豪の子弟が通う聖プレジデント学園。中でも、警視総監の息子(赤西仁)や財閥の令嬢(美波)ら、生徒会室に集まる6人は目立っていた。そこに舞い込む事件を、それぞれの個性を生かして解決していく。原作は一条ゆかりの人気漫画。


來源:
読売新聞YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yy/interview/20071004et06.htm
arrow
arrow
    全站熱搜

    linkaoru 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()