6月20日6時30分配信 オリコン



 今年の前半戦で最も話題になった曲、それは紛れもなく「千の風になって」だ。コンサートでも多くの観客が涙したこの作品は、その後NHK『紅白歌合戦』での歌唱をきっかけに爆発的な広がりを見せた。若い世代から50、60代のユーザーにまで支持されることで、5月までベスト10をキープするロングヒットを記録、ミリオンセラー目前の数字をたたき出し、堂々の上半期シングルランキング1位となった。
 秋川は、「この千の風になってという歌が多くの方の心に届いているのだと感じています。この歌を歌い始めてから本当に色々な事を経験し、多くの事を学ばせて頂きました。一歌い手として、この曲を生涯歌い続け、そして歌い継いでいくつもりです。」と喜びのコメント。

 2007年最初のクールとなった1~3月期にオンエアされたドラマのなかでティーン層を中心に高い人気を博したのが『花より男子2(リターンズ)』。続編でありながら前作以上の反響を集めたこのドラマから誕生した2曲のヒット曲、宇多田ヒカル「Flavor Of Life」、嵐「Love so sweet」が上半期の2、3位に並んだ。


 アルバムランキングで無類の強さを発揮したのはMr.Children。オリジナルアルバム『HOME』が上半期唯一のミリオンセ-ルスアイテムとなったほか、シングルのカップリング楽曲で、既発のアルバムには未収録の20曲を年代順に収録した2枚組『B-SIDE』も11位に送り込むなど、支持率の高さを誇っている。

 これに次いで2位にランクされたのが倖田來未『Black Cherry』。限りなく“100万枚”を手中にしたこの作品は通算5枚目のオリジナルアルバム。


 海外アーティストに目を転じれば、この人を置いて他にはいない、アヴリル・ラヴィーン。2004年11月のブリトニー・スピアーズ以来となった洋楽ソロ歌手によるアルバム1位獲得は、マドンナ、マライア・キャリーに次ぐ史上3組目のオリジナル作品2作連続1位という“W快挙”を呼び込んだ。

DVDランキングに目を移すと、劇場公開では興行収入が100億円を突破、DVDでも発売日一日の売上げが、あの『ハリー・ポッターと炎のゴブレット 特別版』を軽々とオーバーテイクしてしまった『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト 2-Disc・スペシャル・エディション』が堂々のNo.1。

 音楽DVDでは、KAT-TUNの『Live of KAT-TUN “Real Face”』が最も高い数字を残した。

意外なところで、CX系の人気番組『人志松本のすべらない話』が上位20傑に2作品を送り込んだ。特に第2弾『人志松本のすべらない話 其之弐』は、これまでのバラエティー・お笑いDVDの初動売上記録を上回るすべり出しから上半期の累計で31万枚以上という傑出したセールスを実現、先ごろゴールデンタイムで放送された2時間スペシャルも好材料となり、セールスに拍車がかかった格好だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070619-00000027-oric-ent

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