2006年 オリコン年間ヒットチャート発表

12月21日14時38分配信 オリコン





 今年も残すところあとわずか。そんな2006年の音楽シーンは、絢香、アンジェラ・アキなど女性新人アーティストの台頭。CMタイアップ曲、ドラマの主人公が歌う挿入歌のヒットなど、大いに賑わいを見せてくれた。ORICON STYLEでは、そんな2006年の音楽シーンを総括する2006年 年間ヒットチャートを発表した。



 年間シングルチャートを制したのはKAT-TUNのデビュー曲「Real Face」。昨年、一昨年と2年間生まれることのなかった年間ミリオンセラーを達成し、前評判の高さに違わぬパワーを見せつけた彼らだが、作詞にスガシカオ、作曲に松本孝弘(B’z)を配するなど、制作陣のグレード、話題性も申し分なく、文字通り2006年“最強の1枚"となった。

 だが、KAT-TUNの底知れぬポテンシャルはこれにとどまらなかった。デビュー2作目となる「SIGNAL」でも、史上初となるデビュー2作品連続初動売り上げ40万枚突破という快挙を達成。その「SIGNAL」は年間の5位にランキングされたが、デビュー年に2作品が年間ベスト5にチャートインしたケースはこれまでになく、あらゆる角度から見ても彼らが傑出した存在の新人であったことを示している。

 2位にランキングされた「粉雪」は、テレビドラマ『1リットルの涙』の挿入歌として、ストーリーの盛り上がりとシンクロするように、視聴者の心に降り積もっていった名曲。感動を呼ぶサビの絶唱がドラマの放送終了後も浸透を重ねロングセラーを記録した。



 3位には2005年度の年間ランキングを制した「青春アミーゴ」がランクイン。爆発的な広がりを見せたこの曲だが、歌詞やメロディの中に漂うノスタルジックな香りが、通常のJ-POPファンとは異なる年配層にまで支持される形で年を越えてのロングヒットとなった。



 一方、アルバムでは、平井堅のデビューからの足跡をたどった『Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 “歌バカ"』が唯一の200万枚突破作品として、2006年度の年間No.1セールスアルバムとなった。平井堅にとっては2003年度の『LIFE is・・・』、2005年度の『SENTIMENTALovers』に続いてのアルバム年間チャートベスト10入りだが、首位を獲得するのはこれが初。また、彼は2004年度のシングルチャートで「瞳をとじて」が1位を記録しており、これでシングル、アルバムの2部門の年間チャートを制覇したこととなる。



 2位に続いたのは倖田來未の『BEST~second session~』。2005年にリリースされた『BEST~first things~』(今年も17位にランク)に続いて2作連続でベストアルバムを発表することが前代未聞なら、それを立て続けに170万枚以上売ってしまうのも比類なきすごさ。2006年の年頭から12週連続でリリースされたシングルナンバーを収めたアルバムだが、12曲のどれかのシングルをチョイスするのではなく、彼女のすべてのシングル曲を手に入れたいというユーザーの心の動きが如実に反映された結果のビッグセールス。彼女の人気が一過性のものではないことを裏付ける快挙と言っていいだろう。



 3位にはコブクロの『ALL SINGLES BEST』がランクされた。タイトルそのままに、彼らのシングル作品が網羅された充実の2枚組(初回限定盤はDVD付きの3枚組)。「永遠にともに」で彼らの存在に気づき、「ここにしか咲かない花」でその良さを確認し、「桜」で完全に魅了されてしまったという人も多いだろう。そういう人にとっては絶好のタイミングでのベスト盤リリースだったのではないだろうか。オリジナルアルバム『NAMELESS WORLD』も9位を記録。ゆずやCHEMISTRYとはまた異なるデュオの魅力を見せてくれるアーティストへの注目度がいよいよ本格化してきた。





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